ロジカル思考スキルが無ければ他のスキルは無意味~ロジカル思考スキル~
今回は、「ロジカル思考スキル」について書いていきます。
社会人だと、毎日のように上司や先輩から「理由は?」「なんでそうなるの?」と頭が痛くなるほど言われるかと思います。
ロジカルに話が出来れば、、、と何度思ったことか。。
結論から言うと、
「ロジカル思考スキル」が無ければ、他の「スキル」があっても全く意味がありません。
この2つは「掛け算の法則」でできており、どちらか一方が出来ても、もう一方が出来なければ力を発揮しないのです。
例えば、プレゼン。
「資料作成スキル」があり、見やすい資料を作成したとしても、「ロジカル思考スキル」が無ければ、 結局相手に何が言いたかったのか、伝わりません。
このように皆さんが持っているスキルを最大限発揮するためにも、このロジカル思考スキルは必須スキルになります。
今回の記事を見れば、このような事が分かるようになります。
ロジカル思考は「考え方」が合っていればいい
皆さん、普段行く居酒屋やカフェの売上や利益がどのくらいなのか、考えた事はありますか?
最も、店舗の売上と利益はどのようにして求められるか、分かりますか?
分かる、と言い切れる人は少ないかと思います。
では、なぜわかる人は分かるのか。
全てはフレームワークを知っているかどうか。
この一択です。
ロジカル思考スキルがある人は、数多くのフレームワークをフル活用しているからこそ、毎回ロジカルに物事を考える事が出来ます。
勉強で例えると、数学は計算式さえ分かれば、あとはそこに数字を当てはめるだけで答えが導き出されます。
だからこそ、ロジカル思考スキルは考え方が合っていればいいのです。
通称、「フェルミ推定」とも言います。
しかし、全ての物事に式があるわけではありません。
式が無いモノは何を気を付ければいいのでしょうか。
疑いから入り、データに基づいた事実を知る
人間誰でも自分の考えや思考に、必ず思い込みがあります。
ただ、自分の見えている視野が正しいとは限りません。
ここが一番重要になるのですが、
一時的な感情だけではなく、まずは「疑い」から入り、データに基づきいた事実を定量化する必要があります。
人から伝えられる事には「嘘」が含まれるかもしれませんが、データには嘘は付けません。
人間の本能を理解する
しかし、それでもなお、このロジカル思考の邪魔をする人間の本能が2つあります。
- 分断本能
- ネガティブ本能
この2つに気を付けなければ、いつの間にかロジカルじゃない方向で物事を考えてしまいます。
分断本能
人間は、どんな物事も2つに分けたがる本能があります。
しかし、物事というのは2つに分類出来るほど単純なモノではありません。
例えば、
サラリーマン ⇔ フリーランス
言葉としては2つに分けられるかもしれませんが、実際サラリーマンでも副業をしている方もいらっしゃると思います。
- 平日はサラリーマン、休日はカフェを経営している方
- サラリーマンをしながら副業で写真撮影をしている方
このように物事には、「グラデーション」がある事を理解して正確な判断をするようにしましょう!
ネガティブ本能
人は感情に左右される生き物です。
最も、ポジティブではなく、ネガティブな物事に過剰に反応する生き物です。
例えば、テレビ。
テレビニュースで、交通事故が発生した、戦争が起こった、コロナの感染者が増えた、などのニュースが多いですよね。
更にそれらの情報の後、亡くなった遺族の方々のインタビューなどもあったりします。
これらは、テレビ業界が視聴率を上げるために、人のネガティブ本能を利用して必要以上に視聴者を煽ってきます。
その為、いちいち「感情」ベースで反応するのではなく、「データ」ベースで物事を見て、「WHYの思考」を持ち、論理的に証明、追求していきましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ロジカル思考は、まず疑いから入り、フレームワークに沿ってデータに基づいた事実を定量化する。
その為にも、思い込みを無くしていく事が 大切になってきますので、人の本能を理解して常にロジカルに考えられる習慣をつけていきましょう!
今後も様々なフレームワークをブログに書いて行きたいと思いますので、宜しくお願い致します。